看護師の独立を考える①「訪問看護ステーションの設立編」

なぜ訪問看護事業なのか
看護師としての資格を活かし独立する手段としては、訪問看護ステーション、介護施設、助産院、そして医療分野のライティングなどが考えられます。今回は、看護師にとって有望な選択肢である訪問看護についてみていきましょう。昨今の超高齢化社会のなか、訪問看護の需要は年々増加しており、他の事業に比べて運営が比較的容易との理由から、訪問介護事業者が増加傾向にあります。

訪問看護ステーション設立の流れ
訪問看護ステーションを開業するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 法人格の取得
- 事業所の設置(事務室や相談室など)
- 常勤換算2.5名以上の人員(管理者、看護師、准看護師含む)
- 必要な設備の整備(事務機器、衛生設備など)
- 申請書類の準備(定款、運営規定など)
これらの条件を満たした上で、次の流れで進めましょう。
- 会社設立
- 物件契約
- 人材採用
- 申請業務
- 営業活動
- オープン
看護師自身がステーションの設立者であれば、採用コストを抑えることができます。看護師ネットワークを活用したリファラル採用も有効です。
看護師が独立する際の資金調達サポート
訪問看護ステーションの立ち上げには、通常1,000万円から1,500万円の資金が必要とされます。しかし、医療現場での経験がある看護師は金融機関からの社会的信用が高いため、融資を受けやすいです。特に、日本政策金融公庫の創業支援融資制度を利用すると良いでしょう。この制度は新規開業に向けた融資が得やすく、経験に基づいた事業計画を示せば、より高い評価を受けられます。
失敗する訪問看護ステーションの特徴
独立にはリスクも伴います。失敗する訪問看護ステーションには以下のような共通点が見られます。
- 人材獲得の難しさ
- 管理者の採用が難航したり、信頼できる人材が辞めてしまうといった事例が多くあります。
- 利用者の獲得
- 看護師としての経験があっても営業に不安を感じる方が多く、新たな利用者を獲得できずに苦しむことがあります。
訪問看護の営業活動としては、各関係者との関係性を構築することが重要です。看護師としての人間関係のスキルを活かし、信頼関係を築くことで、安定した経営が実現できます。
まとめ
今回は将来的に看護師としての独立を考える方へ、訪問看護ステーションの立ち上げ方についてお伝えしました。独立への道のりは想像以上に難しいと感じることがあるかもしれませんが、適切な準備とサポートがあれば、成功を手にすることは十分に可能です。弊社では、開業前後のサポートや営業支援なども行っていますので、お気軽にご相談ください。
将来の独立への第一歩を踏み出すため、まずは看護師資格の取得から実現させましょう。
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©️ 2025 宮下隼也 M.D.