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日本学生支援機構 第二種奨学金(海外)制度概要について

目次

第二種奨学金(海外)制度概要

はじめに

第二種奨学金(海外)は、海外の大学・大学院への進学を希望する方や、すでに在学中の方を対象とした貸与奨学金制度です。本記事では、奨学金制度の詳細、申込資格、支給内容、返還方法などについて詳しく解説します。

1. 申込み方法

奨学金の申込みは、海外の大学に進学する前に行う「予約採用」と、進学後に行う「在学採用」の2種類があります。進学時期や国内の学校を卒業した時期によって申込方法が異なりますので、注意が必要です。

2. 貸与月額

  • 大学: 2万円、3万円、4万円、5万円、6万円、7万円、8万円、9万円、10万円、11万円、12万円から選択
  • 大学院: 5万円、8万円、10万円、13万円、15万円から選択

3. 入学時特別増額貸与奨学金

奨学金の初回振込時に希望に応じて増額が可能です。

  • 選択可能な増額額: 10万円、20万円、30万円、40万円、50万円
  • なお、入学前の振込は行われません。

4. 貸与期間

  • 予約採用: 入学年月から学位取得までの最短修業年限の終期まで
  • 在学採用: 原則として、申込月から学位取得までの最短修業年限の終期まで

特定の国(例:イギリス、オーストラリアなど)では、留学生向けのファンデーションコースからの貸与が認められます。

5. 利率と利子

奨学金は利子付きで借りることになります。貸与終了時に決定した利率に基づいて利子が発生します。申込時に利率の算定方法(固定方式または見直し方式)を選択することができます。

6. 保証制度

奨学金の貸与を受けるには、機関保証制度と人的保証制度の両方への加入が必要です。

  • 機関保証制度: 保証料を支払うことで保証が受けられます。
  • 人的保証制度: 連帯保証人と保証人が必要で、連帯保証人には原則として親が選任されます。

7. 安全管理について

海外留学中は、外務省の「海外安全ホームページ」を利用して、安全情報を常に確認し、適切な行動を取ることが求められます。留学先国の危険レベルが3以上の場合は、奨学生としての採用は認められません。なお、オンライン授業をレベル3以上ではない国・地域で受講する場合は、所定の書式及び証明書を提出することにより、採用を認めることがあります。

EUROSTUDY からのウクライナ、スーダンなどを含めた地域への留学生で、オンラインによる遠隔教育でも貸与を受けている学生は数名おります。

8. 奨学金の返還

奨学金の返還義務は申込みをした本人にあります。返還は貸与終了の翌月から始まりますが、借り入れ期間中の特別措置(減額返還や返還期限猶予)も存在します。

9. 申込資格・学力基準・家計基準

申込資格や基準は、予約採用や在学採用によって異なります。各種基準については、該当するページを確認することが必要です。

10. 申込方法

申込資格や基準を確認したうえで、公式サイトから申込みページに進んで申請を行います。

11. よくあるご質問

奨学金に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。申込みに関する疑問や、留学に必要な知識についてもこちらで確認できます。

まとめ

第二種奨学金(海外)は、進学を希望する留学生にとって重要なサポート制度です。制度の内容を正しく理解し、必要な手続きを適切に行うことで、円滑な留学生活を送ることができるでしょう。興味のある方は、詳細を公式サイトで確認し、早めに申し込みを行うことをお勧めします。

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